歯並びを治したい~矯正歯科~
矯正治療は何歳からでも可能です
「もう、矯正できる年齢じゃないから……」と、諦めていませんか? 矯正治療は、大人になってからでも十分に効果が期待できます。出っ歯や受け口、八重歯、すきっ歯といった歯並びの乱れは、他人が思っている以上に気になるものです。思いきり笑えなかったり、人と接することが億劫になってしまったりすることもあるかもしれません。
歯周病や虫歯になりやすくなる、きちんと食べ物を噛むことができないなど、歯列の乱れがさまざまなトラブルの引き金となることも。また、歯並びが悪いと噛み合わせも悪くなりがち。噛み合わせが悪いと、全身にも大きな問題を及ぼします。歯並びや噛み合わせで気になることがあれば、駒澤大学・三軒茶屋の歯医者「星野歯科駒沢クリニック」へご相談ください。
矯正をするメリット
矯正治療で乱れた歯並びを整えることには、次のようなメリットがあります。
- きちんとブラッシングができるため、虫歯や歯周病の予防につながる。
- 前歯で噛み切り、奥歯で噛み砕くという歯本来の役割がしっかりとできる。
- 消化と吸収がスムーズになり、栄養補給が効率的にできる。
- 見た目に自信が持てるようになり、コンプレックスの改善にもつながる。
- 発音が正しくできるようになり、滑舌が改善されることがある。
- 慢性的な頭痛やめまい、肩こりなどの症状が軽減する可能性がある。
今すぐ歯並びチェックを
歯並びの状態によって、治療方法が異なりますので、
まずはどのタイプに一番近いのかチェックしましょう。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
いわゆる「出っ歯」です。上顎が前に突き出ている場合、歯列全体の場合、前歯だけの場合の3タイプに分けられます。遺伝や幼少期の指しゃぶり、口呼吸、上下顎の成長の乱れなどが原因として考えられます。
反対咬合(はんたいこうごう)
「受け口」と呼ばれる状態で、下の歯が上の歯よりも前に出ています。下顎が成長し過ぎた、あるいは上顎の発達が不足しているなど、骨格そのものが原因となるケースのほか、上の歯が後ろ側に倒れることが原因となる場合があります。噛む力が弱くなるだけではなく、発音もしにくくなります。
上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)
上下の顎の両方が前に突き出ているため、唇を閉じることが困難です。転倒した場合に前歯が折れる、口腔内を傷つけるなどの問題も起こりやすくなります。
空隙歯列・正中離解(くうげきしれつ・せいちゅうりかい)
歯と歯の隙間が開いてしまう「すきっ歯」と呼ばれる状態です。顎の大きさに対して歯が小さい、歯の本数が足りないなどの原因が考えられます。食べものが挟まりやすく、笑ったときに目立ってしまうことがあります。
叢生(そうせい)
「八重歯」とも言われ、歯並びが乱れて歯が重なり合った状態です。顎の大きさに対して歯が大きく、整列して生える空間がないために起こります。
過蓋咬合(かがいこうごう)
噛み合わせたときに上の前歯が下の前歯に深く被さり、下の歯がほとんど見えない状態です。食事や発音がしにくくなる可能性があります。
交叉咬合(こうさこうごう)
歯列全体ではなく歯並びの一部が交叉している状態です。十分に咀嚼(そしゃく)できない、前歯の中心がずれて顔が歪んでしまうなどの問題が起こることもあります。
開咬(かいこう)
歯を噛みしめたときに、奥歯は噛み合っているのに前歯の上下に空間ができてしまう状態です。原因は幼少期の指しゃぶりや口呼吸とされており、前歯が開いているため物を噛み切る力が弱く、うまく発音ができないケースもあります。
美しい歯並びの基準は「Eライン」
美しい歯並びかどうかは、横顔の「Eライン」を見ればわかります。Eラインは「エステティック・ライン」の略で、横顔の鼻の頭から顎の先を結んだ直線(Eライン)の中にきちんと唇が収まるのが美しい横顔の条件であると言われています。日本人の場合、鼻が低く欧米人のEラインよりも若干前に出ることがありますが、大きくずれている場合は歯並びなどに原因があるかもしれません。